2020.12.26

今年を振り返ると、外出自粛期間の内に、自宅でキンミヤの焼酎を飲み続けて肝臓を壊したり、元カノに振られた反動により競馬で2分間で27万円負けたり、果ては先輩の結婚式の余興でミルクボーイの漫才を完コピするために、髪型をミルクボーイ内海の角刈りにした影響から、現在自分の髪型は坊主である。いくつかは自業自得なものもあるが、中々に散々な1年である。

ウイルスが落ち着き始めた頃から、友人や職場の先輩達と、いつもと同じく、毎週のようにお酒を酌み交わしていた。今年、周囲の人々は次々に結婚していった。同じ年齢で子供がいるのはザラだ。正直言って、まだ孤独を受け入れるとこが出来るし、一人の時間が欲しいので、到底結婚する気も予定も無い。来年も孤独を愛していこうと思う。

秋には東京へ行った。そこで、Twitterで知り合った一人の男性と飲んだが、半端じゃない程の人生観と人生経験の持ち主だった。再会の日まで、死ぬ訳にはいかない。世界は広くて、まだまだ自分の見聞が及びもしない人や分野が、無数にある。全てを体験することは、短い一生では不可能だと思うが、出来る限り触れてみたい。

今乗っている地下鉄には、『何度転んでも走り続けるんだ!』と書かれた、地下鉄の車両を模したおもちゃの中吊り広告がある。それは一見特に現在の情勢とは無関係だが、その文字が書かれているところだけ、赤い文字になっている。まあ応援なんて大体が身勝手なもので、受け取り方も同じく身勝手だ。この広告が静かに自分に着地したように、それくらいの応援を来年は自分が他人にしていきたい。